数字に残らない仕事が、組織を支えている
「トナーカートリッジを交換した」 「会議室のホワイトボードマーカーが乾いていたので新しいものに変えた」 「機嫌の悪い担当者からの電話を、笑顔で取り次いだ」
オフィスには、業務マニュアルやジョブディスクリプションには明記されない、無数の「隙間仕事」が存在します。これらは完了しても売上として計上されることはなく、誰かがやらなければ業務が滞るにもかかわらず、やった本人すら「たいした仕事ではない」と見過ごしがちです。
いわゆる「名もなき家事」のビジネス版とも言えるこれらの業務は、バックオフィス担当者のホスピタリティや気遣いによって支えられています。
しかし、評価されない仕事が積み重なれば、モチベーションの維持は難しくなります。 そこで「うしろぽっけ」では、これらの隠れたファインプレーを可視化し、自分自身で「承認」するためのツールを開発しました。
「がんばりましたねレシート」とは?
このツールは、あなたが今日行った「誰にも気づかれないけれど、確実に組織のためになった行動」を入力すると、それをレシートとして発行するWebアプリです。
独自機能:通貨単位は「Yoshi(ヨシ)」
このレシートでは、円やドルといった法定通貨は使用しません。代わりに採用したのは、現場の安全確認や自己肯定感の確認に使われる指差し確認の「ヨシ!」から着想を得た、やさしさの単位「Yoshi」です。
あなたの行動一つひとつに対し、システムが独自のアルゴリズムで「Yoshi」を算出し、労いの言葉とともに印字します。
入力そのものを癒やしの時間に
入力フォームには、少し変わった機能を持たせました。 あなたが業務内容を打ち込んでいる最中、画面上のキャラクターがリアルタイムで「ほうほう」「えらい!」「なるほど」と相槌を打ちます。
壁打ちの相手がいるだけで、思考は整理され、気持ちは少し軽くなるものです。日報を書く前のちょっとした心の整理整頓として使ってください。
実際に試してみる
以下の画面で、今日の「名もなき仕事」を入力してみてください。複数のタスクがある場合は、改行して入力することで、明細としてリスト化されます。
※推奨:PC・スマホどちらでもご利用いただけます。
自己効力感を「記録」する意義
心理学には「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」という言葉があります。「自分は状況を乗り越えられる」「課題を遂行できる」という感覚のことです。
バックオフィス業務は、トラブルシューティングやマイナスをゼロに戻す作業が多く、達成感を感じにくい構造にあります。だからこそ、自分の行った行動を「テキスト化」し、「レシート(証明書)」という形あるものに変換するプロセスが重要だと考えました。
このレシートは、ただのジョークアプリではありません。 「今日も一日、なんとか乗り切った」 その事実を客観的に認め、明日へのエネルギーをチャージするためのメンタルケアツールです。
おわりに:レシートはシェアできます
発行されたレシートは画像として保存可能です。 もしよろしければ、SNSでシェアしてみてください。あなたのその「名もなき仕事」は、別の場所で働く誰かにとっての「あるある」であり、共感を生むはずです。
私たちは、数字に表れない仕事こそが、ビジネスの土台を支えていると知っています。 今日のあなたの仕事に、最大限の「ヨシ!」を。