私たちは「書く」以上に「消して」いる
「もっと早く仕事を終わらせたい」 そう思ってタイピング練習をしたり、ショートカットキーを覚えたりしていませんか?
もちろん、物理的な入力スピードは速いに越したことはありません。でも、ふと自分の手元を観察してみてください。私たちがパソコンに向かっている時、一番激しく連打しているキーはどれでしょう?
「Enter」でしょうか? いえ、違います。 おそらく「BackSpace(バックスペース)」です。
打っては消し、変換ミスをしては消し、言い回しを変えようとしてまた消す。 私たちが文章を完成させるまでのプロセスは、積み上げることよりも、削って修正することに多くの時間を費やしています。
もし、この「消している時間」がゼロになったら、仕事はどれくらい速くなるのでしょうか? そんな素朴な疑問から、ちょっと意地悪でシュールな診断ツールを作ってみました。
【診断ツール】BackSpace ロス診断
まずは論より証拠。実際に遊んでみてください。 よくある「お断りメール」などの例文が表示されます。間違えて打ってしまったら、BackSpaceで消して修正してください。 その「消す行為」が、あなたの人生から何秒の時間を奪っているかを計算します。
BackSpace ロス診断 ✏️
仕事でよく使う
「面倒なビジネスメール」を打ってください。
誤字を消すための「BackSpace」が、
どれだけ時間を奪っているか診断します。
診断完了!
BackSpace回数:0 回
もし一度も間違えなければ…
推定 0.00秒 で打ち終わっていました。
⚠️ BackSpaceによる損失:約 0.00 秒
※修正1回につき0.5秒のロス+思考停止時間として算出
解説:仕事のボトルネックは「指」ではなく「迷い」
診断結果はいかがでしたか? 「意外とロスしていなかった」という人もいれば、「打った時間の半分くらい消す時間だった…」と愕然とした人もいるかもしれません。
このツールで伝えたかったのは、「あなたのタイピングが遅い」ということではありません。 むしろ、「私たちは無意識のうちに、ものすごい回数の試行錯誤をしている」という事実です。
「書く」ことは「彫刻」に似ている
ビジネスメールや資料作成は、最初から頭の中に正解があって、それを書き写す作業ではありません。 書きながら「あ、この言い方は失礼かな」「こっちの単語の方が適切かも」と、思考のノイズをBackSpaceキーで削ぎ落としていく作業です。
つまり、BackSpaceを押した回数は、あなたが「より良くしようと迷った回数」でもあります。
ロスを減らすための、明日からできる2つのこと
とはいえ、無駄な修正は減らしたいもの。診断結果が悪かった(ロス時間が多かった)人は、明日からこの2つを意識してみてください。
- 「予測変換」の選び損ねを減らす
- スマホだけでなく、PCでも予測変換ミスによる修正は大きなロスです。焦ってEnterを押さず、変換候補をしっかり見るだけで、BackSpaceの出番は激減します。
- 一文を短くする
- 長い文章を打とうとすると、途中で「やっぱり構成を変えよう」となりがちです。一文を短く切ることで、修正のリスクを最小限に抑えられます。
まとめ:迷いも込みで、仕事である
効率化、効率化と叫ばれる世の中ですが、人間がやる仕事の価値は、この「消したり書いたりする迷い」の中にこそあるのかもしれません。
AIなら一発で出力してくれますが、そこには「相手への配慮」や「微妙なニュアンスの調整」という葛藤はありません。 あなたがBackSpaceキーを叩いたその数だけ、相手のことを考えた証拠だと思えば、このロス時間も少しは愛おしく思えるのではないでしょうか。
……とはいえ、やっぱり早く帰りたいので、私は今日もなるべくミスタイプをしないように慎重にキーを叩くことにします。
あなたの現場に「ちょうどいい」を。
あなたのお困りごとに、
本気で向き合います。
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今の悩みをそのままぶつけてください。