お疲れ様です。今、ちょうどエクセルのコピペ作業が一段落したところでしょうか。
ちょっと手を止めて、世間話でもしませんか。
最近どころか、もうかれこれ10年以上「脱エクセル」って言葉が飛び交ってますよね。
でも、現場で実務を回している身からすると、「……で、結局エクセルより楽な方法、用意してくれたの?」って聞きたくなりませんか。
私はバックオフィス業務の支援をしていて、これまでいろんな現場の「裏側」を見てきました。その経験からハッキリ言えるのは、無理なシステム化で逆に現場がパンクしているケースが、想像以上に多いってことです。
システムを入れたのに、仕事が増えるという矛盾
よくあるのが、何百万円もかけて立派な基幹システムを入れたのに、結局みんなエクセルを手放せないっていうパターンです。
「このシステム、入力項目が多すぎて時間がかかる」
「エクセルなら一括でパパッと直せるのに、システムだと1件ずつ修正しなきゃいけない」
「結局、上司に出すレポートはシステムからCSVを出して、エクセルで加工しないと作れない」
これ、実務をやってる人なら「あるある」ですよね。
システムを入れたのに、むしろ入力の手間が増えて、データの二重管理が始まって。
結果、残業時間は減るどころか、システムの使い勝手に振り回されてストレスだけが溜まっていく。
これって、本質的な「デジタル化」じゃないと思うんです。ただの「ツールの押し付け」ですよね。
「エクセルでいいじゃん」は、立派なプロの判断
私は仕事柄、よく「ここをシステム化しませんか?」という相談を受けますが、その半分くらいは「いや、これエクセルで十分ですよ」って答えます。
なぜかというと、エクセルは「今日、急に決まったルール」にその場で対応できるからです。
システム開発だと、ボタンひとつ追加するのに見積もりをとって、数ヶ月待って、やっと実装される……なんてことがザラです。でも現場は、明日の朝までにその集計を出さなきゃいけない。
そのスピード感に対応できるのは、やっぱりエクセルなんです。
プロの目から見ても、変更が多い業務や、自分たちで試行錯誤したい段階の仕事なら、エクセルを使い倒すのが一番コストパフォーマンスがいい。
無理に高価なSaaS(クラウドサービス)を契約して、毎月のランニングコストを垂れ流すくらいなら、今あるエクセルを少しだけ賢く使う方法を考えたほうが、よっぽど経営的にも正しい判断です。
どこで「エクセルの限界」を見極めるか
ただ、もちろんエクセルが万能じゃないことも、皆さんが一番よく知っていますよね。
- 10人が同時に同じファイルを開こうとして「読み取り専用」で弾かれるファイルが重すぎて、保存するたびにパソコンが数分固まる
- どのファイルが最新か分からなくなって、古いデータで計算しちゃう
- 自分が作ったマクロが、自分でも何やってるか分からなくなる
こういう「摩擦」が起き始めたときが、初めて「エクセル以外の道具」を検討するタイミングです。でも、そこでいきなり「巨大なシステム」を買う必要はありません。
「この集計作業だけ自動化する」「この入力フォームだけスマホ対応にする」といった、今のエクセル運用の「痛いところ」だけに絆創膏を貼るような、ピンポイントの道具があればいいんです。
「うしろぽっけ」がやりたいのは隙間を埋めること
私が「うしろぽっけ」を作った理由は、まさにそこにあります。
世の中のシステム会社は「エクセルを捨てて、うちのシステムに乗り換えましょう!」と言います。でも、私は「エクセルはそのまま使ってください。でも、その面倒な隙間だけ、うちのツールで埋めませんか?」と言いたい。
現場で泥臭く事務作業をやってきたからこそ分かる「このボタンひとつあれば、あと30分早く帰れるのに」という感覚。
それを形にして、皆さんのポッケに忍ばせておきたいんです。
「脱エクセル」なんて言葉に踊らされる必要はありません。
大切なのは、どのツールを使うかではなく、皆さんの貴重な時間が「無駄な作業」で削られないことです。
もし今、あなたの手元にあるエクセルが重たすぎて、ため息をついているなら。あるいは、システム化の話が出ているけど「逆に不便になりそう」と不安なら。一度、その「現場の悩み」を私に聞かせてくれませんか。
大きなシステムは、全社的なデータを統合するためには欠かせない存在です。システム会社さんが作る仕組みは、いわば「立派な大通り」のようなもの。でも、実際の日々の実務では、その大通りから外れた「細かな路地裏の作業」が山ほどあって、そこが一番の負担になっていたりします。
私はバックオフィスを支援する立場として、その「大通り(システム)」と「現場の作業」の間に落ちている摩擦を見つけるのが得意です。
「ここはシステムに任せるべき」
「でも、ここはエクセルや小さなツールで柔軟に動かしたほうが効率的」
そんな風に、今の状況を客観的に整理するお手伝いをします。
「こんな部署単位の小さな困りごと、誰に言えばいいんだろう?」
そう思ったら、まずはコーヒーでも飲みながらお話ししましょう。
大規模な改修を提案するのではなく、あなたの目の前にある「今日、この作業がしんどい」を解決するための、一番身近な相談相手になりたいと思っています。